2013年2月2日土曜日

和歌山から2次避難の母子が到着

 今日、苫小牧港に和歌山市からの2次避難の母子が到着した。名古屋から乗船したので、2泊3日の長旅だ。あいの里のシェアハウスに住むことになる。
 もともとは東京世田谷区に住んでいたが、フクイチ事故の後、いま6歳と3歳の子どもたちに被曝症状が出た。皮膚のただれ、喘息のような咳、眼の下のクマ、突然身体のどこかが痛んだり、心臓の動悸などの症状が出た。お母さんも突然、皮膚から出血したり。
 原発事故の年の11月に和歌山に避難した。ところが、今度は大阪府と大阪市が瓦礫の受入れを行い、この2月から本格的な焼却処分を始めることから、2次避難を余儀なくされた。
 子どもたちにとっては初めての北海道だが、長旅の疲れも見せず、元気だった。今日は温かく、空も晴れ渡り、アスファルトが露出した道路状況も申し分なく、シェアハウスまでの道のりも順調だった。

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