2014年9月10日水曜日

3.11以降、私たちはどう生きるか?(1)〜『鄙への想い』

「3.11以降、私たちはどう生きるか」
にヒントをくれるのが、
田中優子(法政大学総長)の『鄙(ひな)への想い』。

「鄙」とは「都市」から離れた田舎のこと。

帯に書かれた一文が
この本のテーマを如実に表している。

「3.11によってあぶり出された鄙と都の構造的問題。
 福島、福井、沖縄・・・鄙はいつも貧乏くじ。
 鄙とは自然や共同体や祭の根源のはずだったが、
 日本の矛盾が集中する場所になっている。
 江戸のように豊かさを分けることで
 豊かさが戻る仕組みを作らねばならない!」

さあ、近代が壊した江戸文明への旅を始めよう。


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