2014年10月11日土曜日

ニッカウィスキーの元社員・嶋宮さんに会った。

NHKの朝ドラ「まっさん」は
余市町を舞台に
ニッカウィスキーの創始者
竹鶴氏とその妻リタを描いたもの。

今日は14歳から
「まっさん」こと竹鶴さんの給仕をしていた
嶋宮辰二郎さん(85歳)に
会ってきた。

ニッカを定年退職後、
余市町登モンガクで25年間
サクランボの栽培をしてきたが、
2年前に引退した。

嶋宮さんがニッカに就職したのは
戦時中の昭和18年。
弱冠14歳だった。

「竹鶴さんは日本人らしくない日本人、
 目が大きく、鼻が高い、立派なひげと大きな声。
 えらぶらず、宴会が大好きで、
 “アカシアの雨がやむ時”と
 “雪の降る町”を愛唱していた」

「リタさんは、身長1m80cm近くのスラッとした美人。
 日本人よりきれいな日本語を話した。
 戦時中は敵国人だったので、
 特高に見張られたり、
 近所の子どもたちに石を投げられたりした。
 自宅がニッカ工場の敷地の中にあったので、
 戦争が終わるまで、敷地の外に出なかった」

NHKや女性週刊誌の取材が相次いだ嶋宮さん 
25年間、サクランボ栽培を行ってきた嶋宮さんの畑。
余市の海や町も見える絶景の場所に畑がある
畑は傾斜地、頂上までが嶋宮さんの畑。
引退した2年前にサクランボの木は跋根した。
頂上には栗の木が15本ある。
畑はいま、売りに出している。

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